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生徒さん作「水瓶座」の窓
こんにちは。
今日も生徒さんの作品をご紹介します。ご自身でデザインした星座をテーマにした連作窓のうち、「水瓶座」の窓です。背景の麻の葉模様の微妙な色のグラデーションがとても美しいです。
かなり遠方(関西圏)から通ってくださっている生徒さんですが、通い始めて数年たち、だいぶステンドグラス製作に慣れていらして、ご自宅でひとりでできる作業がどんどん増えてきました。そのため、月2回の授業(2日間で合わせて5時間)ですが、完成までのスピードがかなり上がっています。この作品も、細かいピースの労作ですが、とてもはやく完成しました!
背景の麻の葉模様はほとんどご自宅作業で進めてきました。下絵の相談をした後のガラスカットや銅テープ巻きなどは、全部ご自宅で。教室でしかできないことは、絵付けと焼き付けです。教室では2時間半、ご自身でデザインしたアンフォラの模様を集中して描きます。陰影をつけると、壺らしい立体感が出て、素晴らしい仕上がりとなりました。和洋が溶け合ったような、素敵な作品です。
星座の小パネル
こんにちは。久しぶりの投稿です。
11月9日の原村図書館での講演会が無事終わりました。ご来場くださった皆さま、主催者の皆さま、本当にありがとうございました。改善点はたくさんありますが、「実演がよかった」「ステンドグラスを作ってみたくなった」などのご感想をいただき、とても励みになりました。またこうした機会をいただけましたら、より良い内容で講演をしてみたい、と思っています。
さて、今日は、楽しい仕事をご依頼くださったOさんのご自宅窓の紹介をします。Oさんからのご依頼は、ご自宅の個室のドアに、ご家族それぞれの星座のステンドグラスを入れたい、という内容でした。入れるのは15センチ角の小さなステンドグラスです。
ご注文の時、当工房にご家族みんなでいらしてくださったOさんファミリー。せっかくなので、工房にたくさんあるガラスストックの中から、それぞれのお好きなガラスを自由に選んでいただきました。お子さんたちは見事な即決。お母さんはお好みがはっきり。お父さんは迷いに迷って、多色使いに。個性豊かな色選びがとても楽しかったです。
デザインは4種ご用意しました。「デザインは統一されるのかな?」と思いましたが、デザインもそれぞれお好みで2種選ばれました。
星座は、はがし取りの技法で描きました。釉薬を一面に塗り、細い筆ではがし取ったところだけに絵柄が浮かびあがります。
5人家族それぞれが自分で選んだガラスで作ったオリジナルのステンドグラス。とても気に入ってくださいました!
時屋ステンドグラス 講演会のお知らせ
来月、原村文化祭&図書館祭「秋の芸術と本のフェス2025」の一企画として、原村図書館でステンドグラスの講演会をすることになりました。
開催日時は11月9日(日)の午後1時半から午後3時まで。原村図書館の2階大会議室で行います。
講演会タイトルは「ステンドグラス ー光の芸術ー その歴史や技法を知る講座」です。
私が旅したヨーロッパの大聖堂のステンドグラスをスライドで紹介したり、釉薬での絵付けの様子を間近で見ていただいたり、ご希望の方に実際にガラスを切っていただたり・・・。ステンドグラスのことを知っていただける楽しい内容を準備しています。たくさんの方にご来場いただきたいです。
11月9日、お時間がありましたら、ぜひ原村図書館にお越しください。
コンポジション「キッチンの窓」
当工房に通ってくださっているAさん作のステンドグラス窓をご紹介します。
「キッチンにある縦長の窓に、光を遮らずに適度な目隠し効果のある窓をつけたい」というご希望で作り始めた窓。直線のみの平面構成で、透明の型板ガラスの中に鮮やかな色ガラスを適度にちりばめたシンプルなデザインです。Aさんの選んだビタミンカラーがキッチンにふさわしい明るさを演出しています。色のない透明ガラスも、表面にゆらぎのある型板ガラスなので、向こうの景色が適度にぼやけて目隠し効果があります。雰囲気がありますよね。
寒い地域のため、冬に結露の手入れができるようにあえてステンドグラスの上下に「隙間」を作るように窓をセッティングしました。湿気がたまらず、拭き掃除が容易になるように工夫しました。
設置後、Aさんから写真付きのメールが届きました。「1日の中で、光の表情が変わるのが素敵です」とのこと。ステンドグラス越しに斜めに光が差し込んで、美しい! ずっと眺めていたくなるキッチンになりました。
小鳥の木
こんにちは。久しぶりの投稿です。
今日は、生徒さん作の「小鳥の木」のステンドグラスをご紹介します。
この作品は、生徒さんが数年かけてコツコツ作ってきたものです。当工房で最後の仕上げ(ハンダの仕上げと外周の真鍮補強)をし、このたびめでたく完成しました。シンプルなデザインで、6羽の小鳥が可愛らしいです。当工房に置いていた間に教室に通ってくださるほかの生徒さんにお見せすると、皆さん「わー、可愛い!」とおっしゃる人気の作品でした。特徴的なのは、その八角形のデザインです。円形とも四角形とも違う雰囲気がありますよね。
枝で羽を休める小鳥たちは、絵付けピースになっています。仕上がった背景に最後にハンダで取り付けました。
葉に使った数種類の緑色のガラスと、背景の透明な流れのある高級水色ガラスが、光に透かすととても綺麗です。そして、絵付けパーツの小鳥たちが枝にとまる様子が絵本のようです。シンプルながら、一目見て印象に残る素敵な作品になりました。










