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生徒さん作「象さんのランプ」ができました
こんにちは。10月に入り、原村もようやく秋の気配です。朝晩は冷え込むので、早くも薪ストーブを焚いています。小豆を炊いたりスープを煮込んだり、楽しくていい季節がやってきました。
さて、今日ご紹介するのは、生徒さん作の「象さんのランプ」です。
1年半ほど前に生徒さんのTさんから「象さんのランプを作りたい」と相談された時は驚き、そしてわくわくしました。長いステンドグラス職人生活の中で、ランプを作ったことは多々あっても、象さんのランプを作るのは初めてです。「どうやって作ろうかな」と案を練り、象さんの写真を見ながらイメージをわかせます。
まずしたことは、模型作りです。割り箸を芯に、新聞紙を丸めて象さんの形を作っていきました。
模型ができたら、表面の新聞紙にそって、小さなガラスピースをはんだ付けしていきます。Tさんのご希望で、たくさんの明るい色のガラスを使いました。カットしたガラスにカッパーホイルを巻くのはご自宅に持ち帰って進めてらっしゃいました。とにかくピース数が多い! Tさん、本当によく頑張りました。
模型にそって部分的に立体のパーツを作り、最後に芯の新聞紙を抜いて、立体のパーツを組み合わせて完成です。そうそう、仕上げに真鍮で「牙」と「しっぽ」もつけました。「お尻が可愛い」といろんな方に言っていただけました。
1年以上かけて丁寧に作ったランプなので、作っている間、象さんはずっとアトリエにいました。立体作品のカラフルな象さんは、教室に通ってくださる他の生徒さんたちにも大人気でした。見ると皆さん、「わー象さんだ!」と歓声をあげてくださいました。完成して光を灯すと、カラフルで本当にかわいかったです! 絵本に出てくるような、素敵な象さん。今頃はTさんのご自宅の玄関で楽しく美しくお客様をお迎えしているでしょう。
生徒さん作「白うさぎのパネル」ができました
こんにちは。今日は生徒さん作の「白うさぎのパネル」をご紹介します。
皆さんご存知のルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』。その物語に登場する「白うさぎ」(原画:ジョン・テニエル)をモチーフにした絵付けパネルです。うさぎの絵柄は、グリザイユで丁寧に線描きし、色釉薬をのせては焼成、また違う色をのせては焼成、を4回繰り返しました。1色ずつ色が足されていくので、色版画の過程を見るようです。エナメルによる着色は、古い本の挿絵のようにカサっとした質感で色をのせています。明るく華やかな色使いで、とても素敵に仕上がりました。
絵付けしたガラスパーツを囲むのは、赤いガラスのボーダーです。面積が少なく、シンプルなデザインのボーダーなので、生徒さんと相談の上、最高級の赤ガラスを使うことにしました。明るい赤というよりは、シックで落ち着いた赤ガラスと、その同じ色系統の色流れがある透明+赤のガラスを取り合わせました。赤一色に見えて、気泡や色流れが凝った印象を与える、とても素敵なボーダーになりました。
最後はステンドグラスに寸法を合わせて作った木製額に入れて完成です。
当アトリエでは生徒さんの作品は私が作った額におさめることが多いのですが、最近は生徒さんも教室中に額を自作される方が増えてきました。外のテラスで木を切り、サンダーをかけ、と額縁づくりの一通りをレクチャーします。木工作業は生徒さんにとってはとても新鮮らしく、この木工教室はなかなか好評ですよ。自宅でステンドグラスを作るための作業テーブルを作った生徒さんもいらっしゃいます。
生徒さん作「百合のメダイヨンの窓」ができました
こんにちは。7月に入りましたが、原村は涼しい日が続いています。さすがに薪ストーブの出番はないものの、小さな電気ストーブは朝夕にまだまだ活躍しています。
今日は生徒さん作の「百合のメダイヨンの窓」をご紹介します。
生徒さんのKさんがご自宅の玄関に入れるために作った窓です。アトリエにある100年以上前のアンティークの百合の窓から着想を得て、玄関の既存の窓にぴったりのサイズで新たにデザイン画を描きました。曲線のデザインと温かみのあるガラスの色使い、そして中央の百合のメダイヨンが、クラシックな印象です。
百合の絵付けはグリザイユの黒い線と陰影、そしてシルバーステインの黄色のみで、古いステンドグラスの技法で原画を忠実に再現しています。
どうしても高価になってしまうアンティークステンドグラスですが、自分で絵付けができれば、アンティークの雰囲気をそのまま感じられる作品を自分で作ることができるのです。
もともと、無色の型板ガラスが嵌められていた玄関窓からガラスを取り外し、透明のガラスと抱き合わせるようにステンドグラスを入れました。昼間は室内側から見て美しく、夜は外から見える琥珀色が美しいと、Kさんも喜んでいらっしゃいます。
生徒さん作「愛犬の窓」ができました
こんにちは。梅雨入りし、原村は少し肌寒い日が続いています。
今日は、生徒さんのFさん作の絵付けのパネルをご紹介します。Fさんは、ステンドグラスの「絵付け」を学びに通ってくださっています。これまで、日本画をモチーフにした作品や、イギリスのアーツアンドクラフツ運動の時代のステンドグラスの模写などで腕を磨き、今回は愛犬の肖像に挑戦されました。
ワンちゃんのステンドグラスは当アトリエでもよくご注文いただきます。ワンちゃんを描くときのポイントは毛並みの表現と瞳の輝き。今回はふわふわのウェーブのかかった毛並みと、濡れた瞳と鼻が特徴で、Fさんは大変上手にそれを表現できています! 写真ですと陰影がきつく写りすぎてしまうのですが、実物のステンドグラスはグラデーションが見事でもっとふわふわ。実物をお見せしたいくらいです。モデルのワンちゃんも可愛いので、とても素敵な作品になりました。







