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生徒さん作の「ホワイトテリアの窓」を取り付けてきました
こんにちは。原村はなんだか春の気配です。
軒下のつららが消え、庭の雪もだいぶとけ、もぐらが元気に穴を掘り始めました。小鳥もよく鳴いています。そうそう、近くの小川の土手ではふきのとうも顔を出しています。息子がさっそくとってきて、初物はお味噌汁でいただきました。
先月末にステンドグラスの取り付けにいってきましたのでご報告しますね。
取り付けに伺ったのは北杜市のHさま邸。去年の10月にHさま作の「ホワイトテリアの窓」を取り付けましたが、同じ室内の対になった窓にもお揃いのデザインの窓を入れることに。前回とは逆に、左側に取っ手のある窓枠をつくっていきました。
Hさまの窓で特筆すべきは使用したガラスの上質さです。Hさまはシンプルなデザインがお好みなので、すっきりとした線だけのデザインですが、その分、ガラスの上質さで窓の印象が決まります。今回も、もう手に入らないアンティークガラスをふんだんに使用し、色と質感の美しさが際立つ作品になりました。左下の絵付けのテリアちゃんがデザインのポイントです。
今回も、きちんとひらく窓枠です。
金属のサッシが室内側から見えなくなることで、落ち着いた雰囲気の窓辺になりました。
Hさまは原村のアトリエのステンドグラス教室に通ってくださっています。今回入れた窓のほかにも、昨年夏には2階の吹き抜けの仕切り壁に自作のステンドグラスを入れるなど、お好きなデザインでステンドグラスを作られては、生活の中で楽しんでいらっしゃいます。ステンドグラスの鮮やかな色が、Hさま邸の白い壁に映えて、行くたびに嬉しい気持ちになります。
これが2階の吹き抜けの仕切り壁です。もともとあいていた4箇所のスペースにぴったり合うステンドグラスを自作されました。同じデザインですが、真ん中の色違いのガラスが効いていて、リズム感がありますね。太陽が出ている日はずっと、青やオレンジのガラスの色が階下の白い壁に映るそうです。まるで日時計のようですね。
見下ろすとこんな感じです。白い押縁でステンドグラスをはめています。
時間ができたら、ワークスペースとリビングの間仕切りの壁にもステンドグラスを入れたい、とHさま。また教室でお待ちしていますね!